経営は意思決定の連続。日常的に起こる「ちょっと教えて欲しい」「意見を聞きたい」というご要望に対応するのが、コンサルタント・専門家です。
はじめてコンサルタントを選定するにあたって、
「専門性が尖っているほうがいいの?」
「会社の極秘事項や家族のプライベートなことまで相談できる?」
など、悩むところは多いもの。
私自身が経営者として、コンサルタントにお願いした時の経験をもとに、コンサルタントの選び方をお伝えします。
私も以前、学習塾の経営者として、コンサルタントに依頼したことがあります。
はじめてのコンサルティング。どんな助言をいただけるのか期待をしていました。
しかし、その期待は見事に裏切られたのです。
連絡もなく10分ほど遅れて依頼したコンサルタントが現れると、遅刻したことをとくに詫びることもなく、コンサルティングが始まりました。
最初は私へのヒアリングです。「授業料は?」「授業形式は?」という質問に思わず、「ホームページに載っておりますが…」と答えると、「ホームページもあるんですね!」との回答。それくらいは調べてくるものだと思っていたので、大変がっかりしました。
依頼内容は募集期である新年度の生徒募集に関するコンサルティングです。しかし、下調べもなしによいアドバイスが受けられるはずもなく、最終的な提案は「蛍光灯をLEDに変えてコストを削減しましょう」のただひとつだけ。 これがコンサルタントなのかと唖然としたことを今でも覚えています。
ただ、今ではこのコンサルタントの方にも感謝しています。
「このようなコンサルタントにはなるまい」 その思いが、今の私の原動力になっているのかもしれません。
コンサルタントはクライアントから「先生」と呼ばれることも多い職業です。
それが勘違いを引き起こし、ともすれば上から目線でアドバイスしているようなケースもよく耳にします。
それでも、効果があるアドバイスであればよいのですが、効果をもたらすには第三者視点と当事者視点の両方が重要です。
上記の私の失敗談に出てくる何も下調べしてこないようなコンサルタントは論外です。
実際にお伺いしてみなければわからないことももちろんありますが、調べればわかることは事前に調べてからお伺いするのが最低限のマナーだと考えております。
事前に調べているからこそ、仮説を立てることができ、より深いヒアリングにもつながり、それが課題解決にもつながります。
私自身、実際に店舗経営をしているからこそ、上から目線でなく、同じ中小企業経営者として、経営者の目線に立ってお力添えをしていけるよう心がけております。
全ての課題解決に対応できるというコンサルタントはほとんど存在しません。コンサルタントにもそれぞれ、得意不得意があります。
サービス業、小売業、飲食業・・・といった、業種についてもそうですし、販売促進、創業支援、融資・・・など、目的についてもそうです。
コンサルティングを依頼する理由は何か、目的を明確にし、その目的にあったコンサルタントを選ぶようにしましょう。
もちろん弊社も得意不得意があります。得意でない分野のご依頼があった場合は、正直にお伝えして、ご要望があればその分野に強いコンサルタント(中小企業診断士)をご紹介するようにしております。
私自身も国家資格である中小企業診断士ですが、国家資格を持っているからと言って、優れたコンサルタントであるとは限りません。
無資格のコンサルタントの方にも優れた方はたくさんいらっしゃいます。
課題解決をするのは「資格」ではなく、「コンサルタント」とその人が持つスキルです。
「資格に『融資』と入っているから融資に強そうだ」などとうのみにするのではなく、メールや電話(できれば直接お話しするのがベスト)で、「この人なら信頼できそうか」を判断することが重要です。
弊社でもお客様の不安を少しでも減らすため、初回面談は無料で承っております。 もちろん、そこで契約を断っていただいても構いません。上記の私のような失敗をしていただきたくないという想いから、このような形をとっております。
株式会社チャイルドピース/ICPコンサルティング
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TEL : 080-5436-1284
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